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2月28日と3月1日の二日間にわたって、文部科学省主催「第4回サイエンス・インカレ」が、神戸国際会議場において開催されました。 今回は、前年の209組を大きく上回る291組からの応募があり、書類審査を通過した172組が発表しました。
名古屋工業大学TIDAプログラムからは、3年生が口頭発表部門2名、ポスター発表部門1グループ(3名による共同研究)、合計3組が書類審査を通過し、出場しました。
口頭発表部門に参加した2名の内、環境材料工学科3年の京兼広和が、最優秀賞である「文科大臣賞」こそ逃しましたが、優秀賞である「科学技術振興機構(JST)理事長賞」を受賞しました。 これは2年前にもTIDAプログラム生が受賞したものと同じ賞です。京兼くんは3年生ですが、自分で決めたテーマの研究がしたいという強い意欲のもと、希望する学内教員の研究室に特別指導をお願いし、この1年間、研究を続けた結果です。
また、口頭発表部門に参加した、もうひとりの学生、同じく、環境材料工学科3年の安東大介が、特別賞として、いくつかある企業賞の内のひとつである「エア・リキッド賞」を受賞しました。 安東くんも3年生ですが、同じく、自分で決めたテーマの研究がしたいという強い意欲のもと、京兼くんとは別の学内教員に特別指導をお願いした結果です。
また、ポスター発表部門に参加したグループは、懸命に自主研究に取り組み、発表に臨みました。 TIDAプログラム生の先輩や学内の研究室にも指導を受け、多くの方々のご支援をいただきました。残念ながら受賞は逃しましたが、貴重な経験をすることができました。